【衝撃】あなたの名前が何色かが科学調査で遂に判明! 赤、青、紫…母音には共通の色の共感覚があった!


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「あ」という音を聞いて、思い浮かぶ色があるだろうか? 世の中には文字や言葉に「色」がついて見える特殊な感覚を持つ人々が存在するが、そうでない多数の人々にも、どうやら似たような感覚が備わっていることがオランダでの研究で明らかとなった。英「Daily Mail」などがこの興味深い研究を報じている。

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イメージ画像は「Getty Images」より引用

 母音を聞いてどの色を思い浮かべるか? オランダ語話者1000人以上に対し、オランダ語の母音を聞いてイメージする色を答えるテストしたところ、多くの人が似たような音と色の組み合わせを選んでいた。

・「a」は赤やピンク
・「i」は黄色や薄緑
・「u」は青か赤
・「e」は緑とオレンジ
・「o」は青や紫

 これまでの研究によると、文字や言葉に「色」がついて見える特殊な感覚(共感覚)を25人に1人が持っているという。しかし、今月4日付で専門誌「Behavior Research Methods」に掲載された論文によると、「音の色」に関する感覚は広く人々の間に共有されているようだ。

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左が共感覚を持たない人、右が共感覚を持つ人の例。画像は「Radboud University」より引用

 母音の色を答えるテストを受けた中には共感覚を持つ人々も含まれていたが、そのパターンは共感覚を持たない人々とも共通していた。共感覚者のように明確な知覚がなくとも、人間には特定の音と色を結びつける“一般原則”が存在するようなのだ。

 以前より、音の色にはそのピッチが関連しており、ピッチの高い音ほど明るい色と関連付けられる傾向があることが分かっていた。しかし、今回の研究では音の似た母音(「ay」「ee」)
に違う色が割り当てられた。つまり、ピッチの高低以外にも、母音と色の関わりを決めるファクターが存在するということになる。

「音と色をどのように結びつけるかというロジックが存在し、言語の構造はこのプロセスにおいて重要な役割を果たしています」論文著者の一人でオランダのラドバウド大学で言語学を研究するマーク・ディンゲマンセ氏は、プレスリリースの中でこのように語っている。

 母音は言語ごとに異なっており、日本語では5個だが、オランダ語では16個にもなる。言語によって母音の切り分け方、グループ分けが異なり、その違いがイメージされる色にも影響しているようなのだ。となると、話す言語によって母音の色が変わる可能性があるということになるが、興味深いことに、共感覚を持っていたロシア生まれの作ウラジーミル・ナボコフは、英語の「a」を「長い風雨に耐えた森の持つ黒々とした色」、フランス語の「a」を「つややかな黒檀の色」と表現したそうだ。

 音に色を感じると言うのは何とも不思議な話だが、例え共感覚者のようにそれをはっきり知覚できなくても、その能力はひっそりと働いているらしい。