<訃報>車いすの天才物理学者、ホーキング博士死去 76歳

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 難病を抱えた「車いすの天才物理学者」として知られ、独創的な宇宙論を発表しつづけた英国のスティーブン・ホーキング博士が死去した。76歳だった。英主要メディアが親族の話として14日報じた。

 ホーキング氏は英オックスフォード生まれ。ケンブリッジ大大学院在学中に筋萎縮性側索硬化症と診断され、車いす生活となった。その後も活発な研究活動を続け、77年からケンブリッジ大で教授を務めている。「ブラックホール蒸発理論」や宇宙創成に関する独創的な理論などの業績で知られる。障害者用意思伝達装置を活用、世界的なベストセラーとなった「ホーキング、宇宙を語る」など一般向けの著書で日本でもファンが多い。

 00年に出版した著書で「人類は今後1000年以内に災害か地球温暖化のために滅亡する。唯一の助かる道は別の惑星に移住すること」などと警告。07年には急降下する航空機で無重力を体験し、09年中に宇宙旅行する予定を発表していた。